• 私立オーバーレイ高校 グラデーションマップ学科 卒業

    ここ最近はオーバーレイとグラデーションマップを使って絵を描いていました。

    マジでね、めっちゃ楽……

    以前は1枚のレイヤーに対して描き込んでいたので、色味を変えたい場合は
    完全に塗り直しだったんですが、今の描き方だと陰影と色が分離しているので
    色の調整が非常に容易です。色塗りガチャし放題です。

    あと金属光沢が異様にうまくいきます。

    これこれ この輝き

    そしてこの方法なら、無限に時間が掛かっていた背景付きの絵も……イケる!
    ということで描いた絵がコチラです。

    インスタントカメラ写真風の絵です。

    落書きで付け足しましたが、
    この日発売のカメラを手に入れた記念に 3人で撮った写真、という設定です。

    1枚目の左側に写っているヒトはあまり設定など決めていませんが
    2枚目のヒトと姉弟で、茶髪で碧眼 目つき悪めという共通点があります。ジト目はいいぞ

     

    そして、背景付きの絵をもう1枚描いています。

    火事から逃げ遅れた住民に襲いかかるシーンと見せかけて……という絵です
    伝わるかどうか不安ですが、伝わります? 伝わるって言え!

    ただでさえレイヤー効果も練習中なのに、やたら難易度の高い構図にしたせいで
    お絵かきソフトに記録されている時間だけでも13時間近く掛かりました。
    ソフトが非アクティブの時はカウントされないので、実際にはもっと……

    とはいえこの絵は数年前描こうと思って諦めたものだったので、
    時間掛かっても描き切れるようになったのは嬉しいですね。圧倒的成長

     

    そんなこんなで、オーバーレイとグラデーションマップは
    それなりに使えるようになったのではないかと思っています。

    あとはもっと習熟して表現の幅を広げつつ、更なる時短もしたいですね。
    目指せオーバーレイ学士号

  • キャラクターの名前決まらない王選手権初代王者

    時は年末
    もう少し自分の創作を説明したほうが良いのではないかと思い付き
    Charactersページを刷新することにしました。

    それがこちら

    記事投稿時点のCharactersページ

    以前はキャラクターの顔写真と説明文を添えたカードを並べていましたが
    キャラクターごとに紹介用ページを拵えたかったため、
    まずは一覧でキャラを並べ、クリックすると詳細なページに飛べるようにしました。

    パッと見、何の変哲もないステッカー風の絵ですが
    これまで全く描いたことのない低頭身で、しかも
    等幅の線で継ぎ目なく描き上げるのは中々の重労働でした。
    最終的には拡大率15%以下になるのでもっと雑でも良かったかもしれません。

    等倍のサイズ

    重労働ではありましたが、4月~9月にかけてひたすら手を描き続けるという
    修行をしていたためか、輪郭を取る精度が格段に上がった実感があります。
    単純な線の綺麗さだけでなく、形を掴むのが上手くなったと思います。

    かつて板タブで描いていたころは線を引く精度がなかなか上がらず
    二重線になったり線を修正したときの消しカスが目立ったりしていましたが
    液タブに移行してからはそういうこともめっきり減りました。
    板タブか液タブかはヒトによって分かれるらしいですが、
    自分にとって液タブはクリティカルヒットでした。

    板タブ時代(2021/4/22)
    この頃は線がズレてひと繋ぎにならず
    消しカスが目立ちました。
    液タブ移行後(2024/2/20)
    これは下書きなので雑ですが
    線のズレが抑えられています。

    ステッカー風の絵をクリックするとキャラクター紹介用ページに遷移します。

    ヘイズのキャラクター紹介ページ

    ヴィルドレッド、72号、アービットは過去の絵をレタッチして立ち絵としましたが
    ヘイズだけは古い絵しか無かったため、キャラクター紹介用に描き下ろしました。
    これがなかなか気に入っておりまして、寒い雪の日のひんやりとした空気を
    それなりに表現できたのではないかと思っています。
    右側テキスト部に挿入したバーもこだわりポイント。

    普通に挿入すると名前と説明文の間に大きなギャップが出来てしまうため
    カスタムCSSを使って無理やり詰め込んでいます。どんどん魔改造していくぜェ……

    さて
    ここで問題になるのは、キャラクター紹介用のページを作るということは
    キャラクターの名前を決めなければならないということです。
    わたくし「キャラクターの名前決まらない王選手権初代王者」としては
    この問題が重くのしかかります。タイトル回収

    ステッカー風の絵も立ち絵もバーも揃っているのに
    名前が決まっていないがゆえにページが完成しないという事態に陥っています。
    ちなみにこのキャラを初めて描いたときのタイトルは「爬虫類ぽいヒト」です。
    頓着が無さ過ぎるのではないか?そういうこともあろう……

    そんなこともあり、キャラクターページの真の完成は非常に遠いものとなりそうです。

  • 可愛いものを可愛く描くと可愛い

    ステッカーが出来ました(唐突)

    可愛いだろォ~!?

    もともとWebサイトのキャラクター紹介ページに掲載するために描き始めた絵でしたが
    Twitter(新X)でフォロワーさんからステッカー化しませんかと声を掛けられ
    pixivFACTORYを使えば簡単に作れそうだな、ということで作りました。
    ただ実際には全然簡単ではなく、数々の多難……いや、2~3難が待ち受けていました。

    前述の通りpixivFACTORYを使えば簡単なんですが、その場合
    シール1枚580円以上でしか設定できず、また完全受注生産のため
    納期も3週間近く先となり、買い手としては嬉しくないだろうというということで
    印刷会社に依頼して制作し、在庫を用意した上で販売したいと思っていました。
    が、ダイカットシールで依頼となると下限30枚からしか依頼できないところが多く
    (仮に4キャラ分のステッカーを作ったとして120枚の在庫管理か……)とゲンナリ
    してしまったため、結局はpixivFACTORYで販売することになりました。

    とはいえステッカーを作ったことは一度もなかったため、流石に試作をしておきたく
    おたクラブさんにハーフカットシールで試作をお願いしました。
    (試作といいつつ、普通に最小ロット10枚分で依頼)

    試作シール

    実際にステッカーにする場合、気になるポイントとしては
    ・印刷時の発色
    ・印刷の鮮明さ(ディテールが潰れないか、線の粗さがどこまで反映されるか)
    ・サイズ感
    の3つがあったので、かなり対照的なカラーを有するヘイズとアービットで、
    線画に使ったブラシ(シンプルなベタブラシと、かすれテイストのブラシ)2パターンと
    わずかにサイズを変えた計6パターンで試作してみました。

    これが意外に大変で、入稿するデータの細かな指定を遵守しつつ6パターン詰め込むため
    ガタガタな配置にしたり、アービットを逆さまにしていたりします。
    他にもカットラインを手作業で指定したりなどありましたが割愛。

    試作結果によっては描き直しも覚悟していましたが、ほぼ問題なく印刷されており
    現代の印刷技術の凄さを改めて実感しました。
    あとは実際にステッカーにするときの見栄えをより良くするために
    色味をわずかに修正し、アウトラインだけより太い線に修正して
    pixivFACTORYでステッカー化しました。

    そんなこんなで完成したステッカーですが、まだ手元に届いておりません。
    正月休み+受注生産のリードタイムで1月末らしいです。しょうがないね。

    ヴィルドレッドのイラストを描いていたときに
    (これ裸マントだけど、過度な露出表現で販売差止めにならないかな……)という
    くだらない心配をしたことを白状してこの記事を締めたいと思います。

  • 創作は 恥ずかしいくらいが 丁度いい

    本当か?と思いながらこの記事を書いています。

    ようやく「寄越せ」が一区切り付きました。

    最初に表紙を投稿したのが4/11なので、約5ヶ月?たった8pで?
    何かが、あったに……違いない……

    1~3pまではSurfaceで落書きに近いクオリティで描いたんですが、その後ClipStudioで
    ガッツリ描き込み始めたばっかりに、作画コストが爆上がりしてしまいました。
    だから凝るなって言っただろ!

    とはいえ、こだわったこともあり、とってもお気に入りの短編になりました。
    以下は好きポイント

    マッシブな液体
    腕と尾でふくらんだ裾
    服の染み
    スベスベしてそうな手の質感
    人のものではない何かを吐いている様子

    今まで人外キャラクターの1枚絵ばっかり描いてきたので、
    描き慣れていない人間を、描き慣れていない漫画形式で、描き慣れていない背景まで
    付けたらそりゃもう修羅の道になること必至なんですよね。
    あまりにもうまく描けないので下書き段階では地獄の様相を呈していました。
    手を大量に描くことになったのも拍車を掛けたと思います。

    しゃがみ込む絵が描けなくて苦しんでいる図

    とはいえ8p分も真剣に向き合って描くと人間に対する理解度もグッと上がるもので
    終盤ではあまり迷うことなく描き切ることができました。

    もともとこの漫画は3p目までしか描くつもりが無かったところ
    思ったよりキャラクターが気に入ってしまい、落書きでいろいろ描くも
    (これを公開しても、二人のバックストーリーが無いと何も伝わらないな……)
    と思い続きを描くことにしました。

    そんなわけで、ようやくギリギリ伝わるようになった落書きをここに置いておきます。

    最初期案

    一区切り付いたとはいえ、まだキャラクターの名前も決まっていないし
    人間のほうはセリフが3つ(うち2つは「う」)しかないので
    もう少し続きの話を描きたいと思っています。いつか。

    その時はもうちょっと省パワーで描ける画風で描きます。


  • キャラデザで感じる時の流れ

    自分が一次創作に目覚めたきっかけとなるオリジナルキャラクターがおりまして、このキャラクターの立ち絵を描いたのはいつだろうと遡ってみたら、もう10年近く前でした。

    時の流れの残酷さを味わいながらこの記事を描いています。

    変に勿体ぶりましたが、キャラクター一覧でも紹介しているヘイズのことです。

    こちらが最初の絵。

    昔の自分の絵を見るのがキツいって人結構多いじゃないですか。自分もちょっと前までは大丈夫だったんですが、最近キツくなってきました。

    それはそれとして、今見てみるとかなり古風な感じですね。当時の「ファンタジー」の認識が反映されている気がします。

    5年くらいはこの服装をなぞっていたんですが、心機一転リメイクしようと気合を入れて描いた絵がこちら。

    5年も経てば画力も上がるもんですねえ!(自画自賛)

    「新調」というタイトルの通り新しい服に着替える様子を描いた絵にしました。

    インナーの胸に締め紐を付けたり、ローブの袖口やパンツの裾に形状を足してより服っぽさを出していますね。

    以下は草案。

    「新調」

    がしかし、このデザインにも満足できなくなり、2年後にデザインを再考し始めます。飽き性?

    上がってきたぜ? 作画コストが……

    細かい差はありますが、立体的な服飾をさらに足してシルエットが単調にならないようにしています。現代服を参考にしたのでかなり今風に見えますね。

    決定稿はこちら。

    なかなかいいんじゃないでしょうか?

    2年半が経過した今もデザインし直そうとはまだ思ってないので、しばらくこのデザインで描くと思います。

    ヘイズは普段の服装だけでなくハロウィンイラストでも2種類ほど服装をデザインしていますが、それについてはまた別の記事で書こうと思います。いつか。多分。

  • 扉絵一枚に一体どれほどの時間を……!?

    かなり力を入れて描いた扉絵ですが、我ながら気に入っておりまして。

    扉絵
    扉絵

    ある程度写実的でありながらも、高い彩度と強いコントラスト、
    真っ黒な影のせいでちょっと不気味に見えませんか? 見えない? そう……

    まあそれは狙ったわけではないんですが
    ちょっと不気味な、狙って出してるわけではない不気味さが好きなんですよね。
    スーパーの隅にある薄暗い通路とか、関係者以外立ち入り禁止のところとか、
    昔のゲームの雰囲気とか。そういう意味で気に入ってます。

    これはもともとTumblrのヘッダー用の画像があって、
    封蝋を押すための道具とレザータグを後から描き加えて扉絵にしたものです。

    Tumblr用のヘッダー画像

    当初はもう少し別の扉絵を描こうとしていたんですが、どうにもしっくり来ず
    あれこれ試すうちに今の形になりました。
    これは気合入れて描いたけど結局ボツになった机と紙

    そしてこれは扉絵が完成するまでの間だけ掲示されていた工事中の絵

    扉絵自体は一本満足な出来ですが、ホームページの構成自体はまだ殺風景なので
    もうちょっと何か付け足したいなと思ってます。
    更新履歴をつけてだいぶホームページっぽくはなったけど、もうひと押し。
    でも多分実行に移すのは1年後くらい。