キャラデザで感じる時の流れ

自分が一次創作に目覚めたきっかけとなるオリジナルキャラクターがおりまして、このキャラクターの立ち絵を描いたのはいつだろうと遡ってみたら、もう10年近く前でした。

時の流れの残酷さを味わいながらこの記事を描いています。

変に勿体ぶりましたが、キャラクター一覧でも紹介しているヘイズのことです。

こちらが最初の絵。

昔の自分の絵を見るのがキツいって人結構多いじゃないですか。自分もちょっと前までは大丈夫だったんですが、最近キツくなってきました。

それはそれとして、今見てみるとかなり古風な感じですね。当時の「ファンタジー」の認識が反映されている気がします。

5年くらいはこの服装をなぞっていたんですが、心機一転リメイクしようと気合を入れて描いた絵がこちら。

5年も経てば画力も上がるもんですねえ!(自画自賛)

「新調」というタイトルの通り新しい服に着替える様子を描いた絵にしました。

インナーの胸に締め紐を付けたり、ローブの袖口やパンツの裾に形状を足してより服っぽさを出していますね。

以下は草案。

「新調」

がしかし、このデザインにも満足できなくなり、2年後にデザインを再考し始めます。飽き性?

上がってきたぜ? 作画コストが……

細かい差はありますが、立体的な服飾をさらに足してシルエットが単調にならないようにしています。現代服を参考にしたのでかなり今風に見えますね。

決定稿はこちら。

なかなかいいんじゃないでしょうか?

2年半が経過した今もデザインし直そうとはまだ思ってないので、しばらくこのデザインで描くと思います。

ヘイズは普段の服装だけでなくハロウィンイラストでも2種類ほど服装をデザインしていますが、それについてはまた別の記事で書こうと思います。いつか。多分。